皆さんこんにちは!
今回は、メダカ飼育初心者のための水替えの方法を紹介します。

水替えってどうやってやればいいのだろう。。。
そんな悩みを解決出るよう説明していきます!
ぜひ最後までお読みください!
水替えをやるべき理由
水替えをやるべき理由は以下の通りです。
- 有害物質の排除
- ミネラルの補充
- 病気から守る
メダカの他、観賞魚の飼育をするにあたって、水替えは観賞魚の命を守る大切な作業です。
メダカから排出されるアンモニア等の有害物質は、飼育容器内に存在する硝化細菌により、
最終的には硝酸塩という物質になります。
この硝酸塩という物質は、 基本的には、水換えでしか排除することができないです。
そのため、放置すると徐々にその硝酸塩濃度が上がっていってしまいます。これはメダカの取っていい飼育水とは言えません。
また、水替えをすることで、ミネラルを補充することができます。
他にも、水草の腐敗などで傷んだ水はメダカの病気などから守る粘膜を傷つけ、病気を引き起こしてしまう可能性があります。
このように、水替えをやることは、メダカの他観賞魚を長生きさせるための必須作業だと言えるでしょう!
水替えの手順

それでは、水替えの手順を解説していきます!
手順は以下の通りです!
1. 交換用のカルキを抜いた水を用意する
2.容器内の3分の1程度の水を交換する
3.用意しておいたカルキを抜いた水を入れる
以上3つの手順を踏めば大丈夫です!

カルキを抜いた水って何だろう。。。
そのように考えた方はぜひ以前の記事を参考にしてください!
簡単にここでも解説すると、カルキを抜いた水とは、通常の水道水には少量の塩素が入っているので、その塩素を取り除いた水のことをいいます。
カルキを抜かないとメダカにとっては毒になってしまうので、必ずカルキを抜いた水を使用するようにしましょう!
また、肉眼で見ても明らかに飼育水を汚れているような場合は、以下のような手順で、すべての水を入れ替えることをおすすめします。
1. メダカの避難用の容器を用意する
2.水換え後の容器を用意する
3.カルキを抜いた水を入れる
4. 水合わせをする
以上4つの手順で水替えを行うようにしましょう。
ここで重要になってくるのは、4の水合わせについてです!
水合わせとは、水温や水質の違う飼育水にいたメダカを新たに移す飼育水の水温、水質に調整し合わせていく作業のことを言います。
水合わせをしないとメダカが死んでしまう事があるので注意しましょう。
外で飼育する場合は、数時間同じ場所で新たに用意した飼育水を放置しておけば水合わせできます!
水替えの頻度

水替えの頻度は、季節や水槽内のメダカの数によって変わります!
季節・メダカの数に分けて、それぞれ解説していきます!
季節ごとの水替え頻度
はじめに、季節ごとの水替えの頻度について解説していきます。
季節によってメダカの活動量は異なり、活発に活動し、エサをたくさん食べる時期は、その分排泄物も多くなるので、水替えの頻度を増やす必要があります!
表1にまとめたので、以下をを見てみてください!
季節 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
頻度 | 2週に1回 | 週に1回 | 2週に1回 | 必要なし |
いかがでしょうか。
春、秋に関しては2週間に1回程度で良いのですが、メダカがよく餌を食べる夏は1週間に1回ペースで水替えを行うといいでしょう。
また、冬は水温が低く、メダカはあまり餌を食べないため、水替えをする必要はあまりありません。
水槽に対するメダカの数に応じた水替えの頻度
次に、水槽に対するメダカの数に応じた水替えの頻度について解説していきます。
ここで注意しておきたいことは、基本的にメダカ1匹に対して水1リットルであることは覚えておきましょう。
この基準よりも多くのメダカがいる場合はその分水替えの頻度を臆する必要があり、少ない場合は水替えの頻度も少なくして大丈夫ということになります。
また、エサのあげすぎなどで水質が悪くなってしまう事もあるので、エサの与える量も注意するようにしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
水替えの方法・頻度、カルキを抜いた水についての理解を深めることができたでしょうか。
正しい知識を身に付け、楽しいメダカ生活を送ってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考文献
100年メダカ~改良メダカ大図鑑<https://www.medakanoyakata.jp/?pid=158025804>