皆さんこんにちは!
今回は、失敗しないメダカの餌やりの頻度と量について解説していきます。
この記事でわかること
メダカの餌やりの頻度<季節ごと>
メダカの餌やりの量
よくあるメダカの餌やりのQ&A

メダカに餌を与えすぎていないかな。。。
このように考えたり、餌の与え方について悩んだりしている方に参考になる内容になっているのでぜひ最後まで読んでみてください!
メダカの餌やりの頻度

それでは、メダカの餌やりの頻度について解説していきます。
皆さんはどのくらいの頻度でメダカの餌やりをしているでしょうか?
メダカの餌やりの頻度はメダカを飼っている人なら誰でも考える疑問の一つではないでしょうか。
メダカが健康に生きていくためにもメダカの餌やりの知識は必須と言えるでしょう。
それでは解説していきます。
基本は1日2回
1日のメダカの餌やりは基本的には朝と昼から夕方にかけてのの2回で問題ないです。
夕方以降はメダカの活性が落ちていき、餌をあまり食べなくなります。
そのため、朝と夕方以前の暗くなる前に2回餌やりをすることをおすすめします!
季節ごとの餌やりの頻度
メダカは水温によって餌を食べる量が変わってくるので季節ごとに餌やりの頻度を変えることをおすすめします。
季節ごとの餌やりの頻度を表にまとめてみました。
季節 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
頻度 | 1日1回 | 1日5回 | 1日1回 | 与えない |
基本的には1日2回と言っておいて1日2回与える季節が当てはまりませんね。
メダカの餌やりの頻度は、用途に合わせて変える必要があるからです。
この表は春や秋、冬などの低水温期
効率よく繁殖させたい夏の時期
などの例外を載せた表となっています。そのため、基本的には1日2回が原則と覚えておいて問題ないです。
例外的な部分をもう少し詳しく解説していきますね!
春・秋の時期の餌やりの頻度
春・秋の時期は水温が低くなっているので、メダカもあまり餌を食べません。
CHECK Point
メダカは水温が15度を下回ると活性が落ち、10度以下で餌をあまり食べなくなる。
そのため、水温が低い3月・11月は1日1回の餌やりで大丈夫です。
水温が高い(15度以上)の時は、餌を1日2回与えてあげてください。
夏の繁殖時の餌やりの頻度
夏の繁殖時、「たくさんメダカを繁殖させたい。」
「メダカの品種改良をしたい。」という方は1日5回以上の餌を与えてみてください。
これは、飽和給餌(ほうわきゅうじ)と呼ばれます。

飽和給餌って何?
飽和給餌とは、食べるだけ餌を与えることを言います。
繁殖や産卵には、エネルギーが必要となるので、多めに餌を与えることで、繁殖や産卵を促進することができます。
一方で水質の変化にも注意して繁殖促進することをおすすめします。
冬の餌やりの頻度
冬になると野外飼育の場合などは、水温が5度を下回るため、メダカが冬眠状態になります。
そのため餌を与えなくても大丈夫です。
期間は12月~3月頃です。

長期間餌を与えなくても大丈夫なの?
そのような疑問や心配をされる方もいると思います。
メダカは冬の時期は、代謝が落ち、エネルギー消費量も少なくなるので問題ないです。
心配な場合、飼育水をグリーンウォーターに変えると、メダカが栄養を取ることができます。
グリーンウォーターとは
グリーンウォーターとは、植物性プランクトンが多く入った水のことをいいます。メダカの餌になったり、多くの植物プランクトンの光合成のおかげで、酸素供給にも役立ったり、有害物質を栄養として植物プランクトンが吸収し、無害化してくれる効果があります。
メダカの餌やりの量

次にメダカの餌やりの量について解説していきます。
メダカの餌やりの量も悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
2~3分で食べきる量
メダカの餌やりの量は、2~3分で食べきる量を目安に与えましょう。
餌を食べる量は個体によって多少違います。
餌を与える量が定まってくると、
「普段はこれくらいの量を2~3分で食べきるのに今日はあまり食べないな。」のような個体の状態について把握することができるようになります。
なぜメダカに餌を与えすぎてはいけないのか
最後になぜメダカに餌を与えすぎてはいけないのかを解説してきます。
餌を与えすぎてしまうと水質が急激に変化してしまいます。
餌の食べ残しや、餌の与えすぎによる多量の排泄物が原因です。
基本的には、食べ残しや排泄物を微生物が分解するのですが、その過程でアンモニアが発生してしまいます。
アンモニアはメダカにとって毒なので、餌を与えすぎてしまうと生死に関わってきてしまうということです。
メダカの餌やりに関するQ&A
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室内飼育と野外飼育で餌やりの頻度や回数は変りますか?
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基本的には同じと考えて大丈夫です。
ヒーターなどを使っている場合などは季節によって餌やりの頻度は変ってきます!
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稚魚と成魚で与える餌の量や回数は変わりますか?
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稚魚と成魚では与える餌の量も回数も変わります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
餌を与える量や与える頻度について理解することができたでしょうか。
原則1日2回、2~3分で食べきる量を与えるようにしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。